ビデオカード(グラフィックボード)の選び方:
ビデオカード(グラフィックボード)専門用語辞典

自作パソコン初心者向けにビデオカードの専門用語を解説しています。



ビデオカード(グラフィックボード)専門用語辞典

最新ビデオカード・売れ筋ピックアップ: ドスパラのビデオカードのコーナーより(2011/08/19更新)
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SAPPHIRE HD6670 1G GDDR5 PCI-E HDMI/DVI-I/DP(11192-01-20G)
( チップ:RADEON HD6670 / 接続:PCI Express x16 (2.1対応) / メモリ容量:1GB / メモリバス幅:128bit / メモリ種類:GDDR5 / コアクロック / メモリクロック:800MHz / 1000MHz / モニタ出力:DVI-I(デュアルリンク対応)/HDMI/DisplayPort / 冷却:FAN / その他:2スロット占有 /)
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Sapphire HD6850 1G GDDR5 PCI-E DL-DVI-I/SL-DVI-D/HDMI/DP (11180-00-20R)
( チップ:AMD RADEON HD6850 / 接続:PCI Express x16 (2.0対応) / メモリ容量:1GB / メモリバス幅:256bit / メモリ種類:GDDR5 / コアクロック / メモリクロック:725MHz / 4000MHz / モニタ出力:DVI-I(デュアルリンク対応)/DVI-D(シングルリンク対応)/HDMI/DisplayPort / 冷却:FAN / 補助電源の有無:6ピン×1 / その他:2スロット占有, HDCP対応 /)
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玄人志向 RH6950-E1GHW/DP
( チップ:RADEON HD6950 / 接続:PCI Express x16 (2.1対応) / メモリ容量:1GB / メモリバス幅:256bit / メモリ種類:GDDR5 / コアクロック / メモリクロック:800MHz / 5000MHz / モニタ出力:DVI×2/HDMI/Mini DisplayPort×2 / 冷却:FAN / 補助電源の有無:6ピン×2 / その他:2スロット占有/CrossFireX対応/HDCP対応 /)
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MSI N560GTX-TI Twin Frozr II OC
( チップ:NVIDIA GeForce GTX560 Ti / 接続:PCI Express x16 (2.0対応) / メモリ容量:1GB / メモリバス幅:256bit / メモリ種類:GDDR5 / コアクロック / メモリクロック:880MHz / 4200MHz / モニタ出力:DVI-Ix2(デュアルリンク対応) / mini HDMI / 冷却:FAN / 補助電源の有無:6ピン×2 / その他:2スロット占有, SLI対応, HDCP対応 /)
MSIオリジナルGPUクーラー 『Twin Frozr II』 搭載オーバークロックモデル
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玄人志向 RH6850-E1GHD/DP
( チップ:RADEON HD6850 / 接続:PCI Express x16 (2.1対応) / メモリ容量:1GB / メモリバス幅:256bit / メモリ種類:GDDR5 / コアクロック / メモリクロック:775MHz / 4000MHz / モニタ出力:DVI(デュアルリンク対応)/DVI(シングルリンク対応)/HDMI/DisplayPort / 冷却:FAN / 補助電源の有無:6ピン×1 / その他:2スロット占有。HDCP対応 /)
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※各パーツコーナー掲載の「売れ筋ピックアップ」をまとめたものはこちら→売れ筋ピックアップ一覧

ドスパラの商品紹介画面(ビデオカード)
サンプル画像:ドスパラの商品紹介画面(ビデオカード)(画像をクリックすると拡大表示します)

注)「:」の左側が専門用語(名称)、右側が一例となっています。

●チップ:nVIDIA GeForce 6600GT

チップとは、GPU(Graphic Processor Unit:グラフィックプロセッサーユニット)のこと。GPUとは、画像処理専用のCPU。CPU同様、このGPUを作っているメーカーはいくつかに限られています。そのGPUを使ってビデオカードが作られているわけ。この例では、Galaxyというメーカーが、nVIDIA社のGeForce 6600GTというGPUを使って作った、ビデオカードということになります。たいていの場合「ビデオカードのメーカー名 チップ名」という表示になっているようです。

●バス:AGP

マザーボードで説明したとおり、ビデオカード専用の高速通信規格。ビデオカードは、古い規格のものあるいは逆に新しい規格のものが混在して置かれていることもあるので、購入の際は間違わないようにしっかり確認をしましょう。

●メモリ種別:DDR

搭載されているビデオ入力メモリの種類です。

●メモリ容量:256MB

文字通り、搭載されているメモリの容量のこと。使用されているGPUが同じ場合、このメモリ容量が多いほど、高性能といえます。

●出力端子:D-sub 15Pin / DVI

モニタケーブルをつなぐコネクタの種類。出力の種類により、アナログRGB(D-sub 15pin。主にCRTモニタ)とDVI(Digital Visual Interface。主に液晶モニタ)と異なっています。この例は、その両方に接続可能という意味です。なお、カードによっては、DVI-RGB変換コネクタ付属のものもあるようです。

●VIDEO OUT:S-Video

文字通り、ビデオ出力端子のこと。この場合のビデオとはもちろん、テレビ録画をするビデオのことです。

●SLIとは?

NVIDIA SLI(Scalable Link Interface)」のこと。複数のグラフィックスカードを接続して、マルチGPU構成にできるアーキテクチャで、3D描画性能(パフォーマンス)の向上を図る技術。現状では、SLI対応ビデオカード(PCI Expressカード)を2枚接続したデュアル構成が一般的。基本的に接続するカードは、同じベンダーの同じモデルのカードに限られる。つまり、SLI導入に必要なのは、1)NVIDIA SLI対応マザーボード、2)同じビデオカードが2枚、の3点ということになる(詳しくは「SLIシステムをセットアップする方法のガイド(NVIDIAのページ)」を参照のこと)。

●CrossFireとは?

CrossFire(クロスファイア)とは、ATIのマルチビデオカード技術。“ATI版SLI”と考えるとわかりやすい。NVIDIA SLIと同様、複数のビデオカード(現状では2枚)を並列動作させて3D処理を分散することにより、描画性能を向上させる。CrossFire導入に必要なのは、1)CrossFire対応チップセットやGPUを搭載したマザーボード、2)プライマリ側となるビデオカード(「CrossFireコントローラ」ともいうべき「Compositing Engine」チップが搭載された、RADEONシリーズ搭載ビデオカード)、3)セカンダリ側として動作するビデオカード(RADEON X850/X800シリーズ搭載ビデオカード)、の3点。すなわち、2枚目のビデオカード(セカンダリ側)がとくに同じカードである必要がないという点が、NVIDIA SLIとの最大の違いとなっている。

●ターボキャッシュ機能とは?

ターボキャッシュとは、GPUでレンダリングしたデータをビデオメモリの代わりに直接システムメモリに書き込むことで性能を向上させる、nVIDIAの新技術。言い換えると、メインメモリの一部をビデオ用のメモリ(VRAM)として使うことを可能にした技術。双方向通信が可能なPCI Expressによって実現。これにより、ビデオメモリの要求を減少させ、性能向上が可能になるという。また、ボード上のメモリはキャッシュとして働くが、ボード上のメモリ搭載量を減らすために製造コストを低減できる。

●HDMI(エイチディーエムアイ)

high-definition multimedia interface の略。家電やAV機器向けの映像・音声入出力インタフェース規格。パソコンと液晶ディスプレイを接続するインタフェース規格のDVIを発展させたもの。具体的には、テレビとAV機器を接続するのに使う。1本のケーブルで映像と音声の入出力ができるため、接続が簡単。薄型テレビやDVDレコーダーなどでの採用が増えている(参考:日経パソコンオンライン

●HDCP(エイチディーシーピー)

high-bandwidth digital content protection system の略。HDMIやDVIなど、デジタル方式の映像インタフェースに組み込む不正コピー防止技術。具体的には、映像や音声といったコンテンツを暗号化し、不正コピーを防ぐというもの。HDCPに対応していないと、デジタル・ハイビジョン映像をデジタル出力できない。


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