メモリの選び方:
メモリ専門用語辞典

自作パソコン初心者向けに メモリの専門用語を解説しています。



メモリ専門用語辞典

最新PCメモリー・売れ筋ピックアップ: PCパーツネット通販ショップのメモリーコーナー(2012/06/07更新)
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※各パーツコーナー掲載の「売れ筋ピックアップ」をまとめたものはこちら→売れ筋ピックアップ一覧

ドスパラの商品紹介画面(メモリ)
サンプル画像:ドスパラの商品紹介画面(メモリ)(画像をクリックすると拡大表示します)

注)「:」の左側が専門用語(名称)、右側が一例となっています。

●メモリモジュールとメモリチップ

一般的にメモリと呼んでいるものは、正しくはメモリモジュール(memory module)のこと。複数の半導体メモリチップを基板に装着して配線し、コンピュータに接続するための接続端子を設けたもの(e-words「メモリモジュールとは」を参照のこと)。

一方、メモリチップ(memory chip)とは、メモリモジュール上に実装されている、記憶を担うICチップを指します(e-words「メモリチップとは」を参照のこと)。

●容量:1GB(ギガバイト)

メモリ1枚あたりの容量です。ほかにも512MB(メガバイト)、256MBなどの種類があります。

●規格:DDR2 PC4200

メモリの種類のこと。マザーボードに対応したメモリを選びましょう。

●速度:DDR533

メモリチップの動作速度のこと。DDR533(Mhz)の場合は、PC4200(PC2-4200)ともいいます。DDR2-SDRAMの場合、次のような種類があります。

  • DDR2-533(PC4200)……転送速度 4.2 GB/秒
  • DDR2-667(PC5300)……転送速度 5.3 GB/秒
  • DDR2-800(PC6400)……転送速度 6.4 GB/秒

また、以前のDDR-SDRAMの場合、次のような種類があります。

  • DDR266(PC2100)……転送速度 2.1 GB/秒
  • DDR333(PC2700)……転送速度 2.7 GB/秒
  • DDR400(PC3200)……転送速度 3.2 GB/秒

※PCとDDRの違いについて……例えばPC3200(DDR400)の場合、PC3200とはメモリモジュールの規格(最大データ転送速度3.2GB/s(3200MB/s))のこと。一方、、DDR400とは、対応するメモリチップの規格400MHz(200MHzのDDR)までのメモリクロックに対応)のこと。

DDR2-533の場合、メーカーによりPC4200/4300の表記が混在しているようですが、実は全く同じ規格とのこと。DDR2-533は帯域が4266MB/秒のため、下2桁を繰り上げるか切り捨てるかの違い。

DDR2とはDouble Data Rate 2の略。「ディディーアール・ツー」と読みます。2003年にJEDECが策定したDDR SDRAMを高速化したSDRAMの規格です。DDRよりも高性能で、しかも消費電力が少ないという特長があります。

しかし、DDRとの互換性はないので注意が必要です。つまり、DDR2メモリモジュールをDDRソケットに挿したりその逆はできません(参考:IT用語辞典 e-Words)。

●レイテンシ

CASレイテンシ(CAS latency)のことで、キャスレイテンシと読みます。フルスペルは「Column Address Strobe latency」で別名「CL」とも表記されます。データの読み書きにかかる遅延時間のことを指します。

メモリの仕様表に「CL=2」「CL=3」などの表記がありますが、一般にこの値が小さいほど動作速度が速いということになります(ただし、体感的に劇的に変わるというわけではないそうです)。(参考:IT用語辞典 e-Words)。

その他の項目については説明を省略します。

●デュアルチャンネルについて

なお、マザーボードがデュアルチャンネル( Dual Channel )対応の場合(おそらくそういう選択をする方が多いはず)、メモリは同じメーカーの同じ容量のものを2枚買うようにしましょう。

例えば、メモリの容量を512MBとした場合、512MBのメモリカード1枚より、256MBのメモリカード2枚セットで使用するほうが動作が速くなります。というより、2枚セットでなければデュアルチャンネルが機能しません

またメーカーが違っていたり、容量に違いがあると、誤動作する可能性があります。

●Registered, ECC付など

いずれもメモリモジュールの動作を安定させる機能。Registeredとは、マザーボード上の配線などで微妙にずれた信号のタイミングを補正することができる機能のこと。一方、ECCとは「Error Correction Coding(誤り訂正符号化)」の略称で、エラーの検出・訂正機能のこと(参考:FILE 1:Registered対応メモリ、ECC対応メモリとは?DOS/V POWER REPORT Q&A(COLLECTION 2001年)より)。


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