自作パソコンの組み立てに必要なPCパーツは?
ここでは、自作パソコンの組み立てに必要なパーツについて、自作PC初心者向けに説明しています。かんたんにいうと、最低でも基本パーツの7点プラスOSさえ揃えれば、自作パソコン(パソコン本体)は完成します。意外とパーツの数は多くないのです。
基本構成は「パーツ7点プラスOS」
パソコンの構成は「パソコン本体」「本体以外」「ソフトウェア」の3つに大別できます。
- 基本パーツ:7点
- CPU
- マザーボード(M/B)
- メモリ
- ハードディスクドライブ(HDD)
- 光学式ドライブ(CD/DVD/blu-ray)
- PCケース
- 電源
- ※または「SSD」を加えて8点
- ▼拡張パーツ:
- ビデオボード(グラフィックボードまたはグラボとも)
- ビデオキャプチャボード(地デジTVチューナー付)
- サウンドカード(オーディオボード)
- フロッピーディスクドライブ(FDD)
- カードリーダー&ライター
- 液晶ディスプレイ(液晶モニター)
- キーボード
- マウス
- PCスピーカー
- OS
- アプリケーション・ソフトウェア
- 各種ドライバなど
パソコン本体の組み立てに最低限必要なパーツは、「基本パーツの7点プラスOS」。これらが自作パソコンの基本構成といえるでしょう。PCケースに電源が付いていれば、6点プラスOSだけで済みます。意外とパーツの数は多くないのです。
ただし近年は、HDDとは別に「SSD(Solid State Drive:ソリッドステートドライブ)」というフラッシュメモリドライブを、OSをインストールするシステムドライブ(Cドライブ)として用いることが一般的になってきています。
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拡張パーツを追加する例は?
拡張パーツを追加するのは、どんな場合なのか? 例えば、マザーボードに画面表示機能(ビデオ機能)がついてなかったり、あるいはゲームをメインにするため高性能なビデオ機能が欲しい場合には、ビデオボードを追加することになります。一方、テレビ視聴機能が欲しい場合には、地デジテレビチューナー付のビデオキャプチャボードを追加します。
液晶ディスプレーやキーボードなど本体以外のパーツについては、以前に使用していたパソコンのパーツを流用するか、そうでなければ新しく購入することになります。
このように、各自の必要性に応じてパーツを増減できるのが、自作パソコンの特長といえます。
具体的なパーツ選びのポイントについては、別コーナーで解説します。ここでは、自作PC初心者の方は「これぐらいのパーツを揃えればいいわけかぁ」と理解していただくだけで十分です。
ところで、自作PCパーツショップでは、同じパーツが異なる価格や内容で販売されていることがあります。それぞれ「リテール品(リテールBOX品とも)」または「バルク品」といわれるものです。
次のページ『「リテール品」と「バルク品」』で説明することにします。
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