液晶ディスプレイ(液晶モニター)の選び方

このページの情報は古いので、近日中に更新いたします。あらかじめご了承ください。

液晶モニターの選択基準とは?

現在では、液晶モニターを選ぶ方がほとんどと思います。液晶モニターの選び方については、以下の基準を満たしたものが目安になると思います(参考:『失敗しない! PCモニター・液晶ディスプレイの選び方 - 価格.com』。

輝度400cd/m2以上
コントラスト比400:1以上
応答速度16ms以下
入力系統アナログ+デジタル

参考ページの情報は2005年2月21日現在のものです。2006年現在では、上記の基準を満たした液晶ディスプレイあるいは上回る液晶ディスプレイも多くなっていると思います。なにはともあれ、液晶モニター選びの際は、上記の基準・項目を参考にするとよいでしょう。

主流は「液晶モニター」

パソコンのモニター(ディスプレイ)といえば、以前はCRT(Cathode Ray Tube:陰極線管、ブラウン管)ディスプレイすなわちテレビ型のモニターが普通でした。しかし現在では、市販パソコンを見てもわかるように、主流は「液晶モニター(ディスプレイ)」です。

省スペース・省エネルギー(=発熱が少ない)・電磁波を出さないなどのメリットがあります。以前は高価格でしたが今ではずいぶんと値段も下がっています。また15インチと17インチあたりが売れ筋でしたが、現在では19インチの液晶モニターも購入しやすい価格になっています。

大きさについていえば、今なら17インチと19インチ(17型と19型)が主流といえそうです。どちらがいいかは難しいところ。単純に考えると、大きい分19インチが良さそうです。けれども液晶ならパネル端のギリギリまで画面を表示できるため、17型液晶でも19型CRT相当の表示領域を得ることが可能。よって19型液晶の場合、画面が大きすぎて使いづらいと感じる人もいるかもしれません。購入前には店頭で実物の大きさ・画面をチェックしたほうがよいでしょう。

※私自身は17インチCRTから19インチ液晶に買い換えたのですが、ちょっと大きいかなぁと感じることも……(^^;)←ネット通販で実物も確認しないで買った(汗)

※ちなみに後述のOAフィルターを追加する場合にも、17インチのほうが安くてすむというメリットもあります。

ドット抜け(ドット落ち、またはドット欠け)について

CRTにはない、液晶ディスプレイ特有の問題として、「ドット抜け(画素抜け)」があります(別名として「ドット落ち」、または「ドット欠け」などあり)。ドット抜けとは、液晶モニターの画面を構成する赤・緑・青などのいずれかの画素(ドット)が発色できない状態のこと。液晶の画素が「常に点灯する」「 常に消灯する」現象ともいえます。

実はこのドット抜け、通常は初期不良や故障等の扱いにはなりません。例えば私が購入した液晶モニターのケースにも、以下のような但し書きが明記されていました。

『液晶ディスプレイは、表示上に減点(点灯しない点)や輝点(点灯したままの点)がある場合があります。これは、液晶パネル自体が99.99%以上の有効画素と0.01%の画素欠けや輝点をもつことによるものです。故障あるいは不良ではありません修理交換の対象とはなりませんので、予めご了承下さい。』

念のためにいっておくと、ドット抜けが必ず見つかるというわけではありません。あったとしても、場所によっては気づかないケースもあるでしょう。液晶モニターのドット抜けを確認するフリーソフトもあるようですが、購入して画面を表示してみて特に不具合を感じなければ、神経質に調べたりせずにそのまま使うのがよいと個人的には思います。

なお、ショップによっては「液晶ドット抜け保証」といって、ドット抜けが発生した場合に商品を交換するサービスを有料で提供しているところもあるので、ドット抜けが心配という方はそうした保証のあるショップでの購入を検討するとよいでしょう。

CRTモニター選びは難しい……?

一方、CRTモニタのほうは昔に比べ、17インチなど大画面モデルでもずいぶん安くなっています。同型の大きさの場合、液晶モニターより安く購入できるでしょう。ただし置き場所を大きくとること・発熱が大きい・電磁波を出すなどのデメリットがあります。

このように書くと、CRTモニタに利点がないようですが、画質については、CRTモニタのほうがやはりキレイといえます。特に動画など、動きや発色の良さの点で液晶に優っているといわれています。

ただし、CRTモニタの場合は、液晶ディスプレイに比べてその種類と数が少なくなっています。さらに、最近のCRTは廉価版か高性能品しか選べないという状況にあります。CRTモニター選びは難しいといえるでしょう。

OAフィルター(ディスプレイフィルター)について

モニター画面を見ていて「目が疲れる」あるいは「目が痛い」などという場合は、OAフィルターの使用をオススメします。これらの症状の主な原因は、モニターの光の明るさにあるようです(参考:「まずはじめに - 目の疲れ解消 ディスプレイフィルターなら光興業」)。CRTモニターだけでなく、最近は液晶ディスプレイであっても、画面の明るさが強すぎるのだとか。そこで、OAフィルターで明るさを減らすことにより、目の疲れや痛みを軽減できるというわけです。

個人的には、光興業のOAフィルター(SUPER DESK8 SLZ / PL など)がオススメです。私自身、SUPER DESK8 SLZ(ハイグレード・タイプ)を使っています。価格は、はっきりいって高めです。しかし、それだけの効果はあるといえます。

補足:液晶モニター買い換え体験記

私の場合、自作パソコン完成当初(2004年4月)は、旧パソコンの17型CRTディスプレイをそのまま使っていました。

しかし2005年夏、ネット通販にて実物も見ることなく(汗)、価格.comなどの人気ランキングを参考にして、液晶モニター(アイオーデータのLCD-TV194CWR)に買い換えました(ちなみに旧ディスプレイは、大阪日本橋のじゃんぱらで1,000円にて売却)。やはり液晶モニターだと、机の上のスペースがずいぶんと広くなってよいです。また動画などの表示再生も問題なく、大変満足しています。個人的にはアイオーデータの液晶モニタはオススメです。

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