ノートパソコンの自作について

ノートPCを自作する場合、さすがに一からパーツを集めてというのはムリです。しかし、「ベアボーン」を利用することで、ノートパソコンの自作・組立は可能です。また、ノートPCの「組立キット」もあります。ただ、いずれの方法もコスト的には割高感も。メーカー製PCあるいはBTOノートパソコンをカスタマイズする手もあります。
【2011/04/04追記】現在は、ノートPC型のベアボーンキットが販売されていないようです。このため、ノートパソコンの自作=BTOノートパソコンのカスタマイズ、となりそうです。

ノートパソコンの自作には「ベアボーン」を使う

自作パソコンといえば、普通はデスクトップ型。すなわち、PCケースに各パーツを組み込み、モニターやキーボード・マウス・スピーカーなどを接続して出来上がり、というものです。

では、ノートパソコン(あるいはモバイルノート)の場合、同じように一からパーツを集めて自作することができるのか? というと、さすがにそれはムリです。

けれども、ノートパソコンを自作すること自体は可能です。それには「ベアボーン」を利用します。そう、ノートパソコンのベアボーン(半完成品)が実はあるのです。

だから、ノートベアボーンを購入するという条件付きで、ノートパソコンを自作ができるといえます。

ノート型のベアボーンは、パーツショップやネット通販ショップで購入することができます。ただし、どこのショップにもあるというわけではなく、また品揃えにも差があるので、いくつかショップを見て回ると良いでしょう。

【2011/04/04追記】
現在、ノートパソコン用のベアボーンキットは販売されていないようです。

ノートPCの「組立キット」もある

また、ノートPCの「組立キット」もあります。これは、ベアボーンをベースにして、自作・組立に必要なパーツやネジ・ケーブル類をあらかじめセットしてあるもの。作り方を解説した小冊子も付いているので、パソコンの自作が初めてという方でも安心できる内容といえます。

【2011/04/04追記】
以前は「ブレス」というショップでノートパソコンの組立キットが販売されていました。しかしブレスが倒産したため、入手不可能となっています。

BTOノートPCをカスタマイズするという手も

ただ、ノートパソコンが自作できるとはいえ、コストの面から見ると、メーカー製のノートパソコンよりも費用が高くなる可能性は大です。

特別な理由や目的がないのであれば、自作にこだわらずに、メーカー製あるいはパーツショップのBTOノートPCを選択するほうが良いかもしれません。

特にBTOノートパソコンの場合、ノート型でありながら非常に高性能なグラフィックカードを搭載したモデルもあります。また、CPUやメモリ、HDDなど、各パーツのカスタマイズも可能なので、結果的には自作と変わらないともいえます。

この意味では、ノートパソコンの自作イコールBTOノートパソコンの選び方、といえるかもしれません。

なにはともあれ、メーカー製にはない自分だけのノートPCを自作したいという場合には、BTOノートパソコンをチェックすることもオススメします。

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